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1on1ミーティングと評価面談の違いとは?

・ 2021/01/13 更新 ・ TeamUp編集部

こんにちは、TeamUp編集部です。

1on1ミーティングと聞いて、一度は「評価面談と何が違うの?」と思われた方も少なくないのではないでしょうか?1on1ミーティングも評価面談も、上司と部下が1対1で会話をすることには代わりはありません。それでは、どのような違いがあるのでしょうか?

今回は、1on1ミーティングと評価面談の違いについてポイントを交えながらご紹介いたします。

1on1ミーティングとは?

1on1ミーティングとは、部下の生産性向上を支援するための手法のことを指します。双方向の対話とフィードバックを通して個別最適化された支援ができることが特長です。効果として人材育成、生産性向上、信頼関係の構築、組織風土の改善などが期待されます。IntelやGoogleなどシリコンバレーの企業から始まり、日本国内でも、ヤフーが取り入れたことで話題になり、現在では多くの組織で導入が進んでいます。

1on1ミーティングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

1on1ミーティングと評価面談の違い

1on1ミーティングと評価面談は、主体、頻度、時間、目的の4つの観点で異なります。

1.主体

評価面談の主体は、会社や上司です。部下のパフォーマンスに対して、会社・上司側で判断して一方的に評価が通達され、部下の抱えている課題や悩みは会話の主体として扱われません。一方、1on1ミーティングの主体は部下です。部下がアジェンダを用意し、上司は部下が用意したアジェンダに対して、対話やフィードバックを重ねていきます。会社や上司による管理の時間として活用されることは望ましくありません。

2.頻度

評価面談は四半期や半期に1回実施するのが通例です。一方、1on1ミーティングの場合、月に1回以上実施します。四半期や半期に1回の実施では、部下が抱えている課題や悩みがタイムリーに解決されず、結果として部下の生産性が低下しがちになってしまいます。また、頻度が高い方が行動改善のサイクルが速くなり、部下が成功体験を積みやすくなります。

3.目的

評価面談では、上司による評価通達・目標や進捗の確認・人材育成などが主な目的とされます。一方、1on1ミーティングでは部下の生産性を上げることが目的です。報告や上司によるプロジェクト管理のための時間ではなく、部下の抱えている課題や悩みを、対話やフィードバックを通して解消することで生産性を向上させる時間として利用します。

1on1ミーティング実施中に上司が気をつけるポイント

1on1ミーティングと評価面談の違いについて理解した上で、上司の方は以下のポイントを意識してみましょう。

部下の中にあるものにフォーカスする

1on1ミーティングでは、部下の生産性を向上することが目的です。部下がどんな考えを持って仕事に向き合っているのかや、どこに課題があるのかなどを知らずにフィードバックすることはできません。まずは、部下の話に耳を傾けることから始めてみましょう。

時間や頻度は相談しながら調節する

1on1ミーティングの実施時間や頻度に正解はありません。上司が見ている部下の人数や、部下一人ひとりの特性にも影響されます。上司側の負担になりすぎず、コミュニケーション不足を解消できる、ちょうど良い時間と頻度を探しましょう。1on1は、継続することが重要です。


今回は、1on1ミーティングと評価面談の違いについて、ご紹介させていただきました。一見、同じ手法のように感じるものの明確な違いが存在し、違いを理解しておくことで、自ずと1on1ミーティングの正しいやり方を取得できるはずです。ポイントを押さえながら実践してみましょう。

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